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上羽 智之; 根本 潤一*; 伊藤 昌弘*; 石谷 行生*; 堂田 哲広; 田中 正暁; 大塚 智史
Nuclear Technology, 207(8), p.1280 - 1289, 2021/08
被引用回数:3 パーセンタイル:34.82(Nuclear Science & Technology)高速炉燃料集合体の冷却材熱流動、燃料ピンの照射挙動、燃料ピン束の照射変形を連成して解析する統合計算コードシステムを開発した。このシステムは複数の計算コードから構成され、各コードが計算に必要とする情報を他のコードの計算結果から得るようになっている。これにより、照射下の燃料集合体における熱,機械,化学的挙動を関連させて解析することができる。本システムの機能確認のテスト解析として、高速炉で照射した混合酸化物燃料ピン束集合体の照射挙動解析を実施した。解析結果は集合体の横断面図、集合体や燃料ピンの3次元イメージモデル上に描画した。更に、解析で得られた燃料ピンの様々な照射挙動について、照射条件の影響を評価した。
鈴木 元衛
Proceedings of 2nd Japan-Korea-China (5th Japan-Korea) Seminar on Nuclear Reactor Fuel and Materials, p.4 - 10, 2004/03
高燃焼度燃料における複雑な相互作用を表現する燃料解析コードの設計において、コードは相互に依存しあうモデルの複雑な連関構造となることは避けられない。通常運転時においてはPCMIが発生し、ペレットと被覆管の間の強固なボンディング層は被覆管を二軸応力状態という厳しい機械的負荷に置く。一方、ボンディング層はギャップ熱伝達を促進し、ペレット温度を下げ、ペレットと被覆管の接触を保持するので、Lift-Off(内圧上昇によりギャップが開き、燃料温度が上昇してさらに内圧が上昇する現象)に対する抵抗性を増加させる。ペレットの振る舞いにおいては、FPガスバブルの成長は温度に強く依存するので、燃焼解析とリム層成長の結果を十分に包含できるようなペレット半径方向のメッシュ切りによってペレット温度を信頼性高く予測することが要求される。本講演ではこのような具体的側面の観点からモデリング方法を論じる。
Y.-H.Heo*; 柳澤 和章
JAERI-M 92-195, 19 Pages, 1992/12
本報は、反応度事故(RIA)条件下における予備照射済軽水炉型燃料棒について計算値及び実測値による比較並びに応力解析の結果をまとめたものである。計算には、RIA条件における高燃焼度燃料棒ふるまいを模擬できる計算コードFPRETAINを使用した。実験には、Special Power Excursion Reactor Test(SPERT)及びPower Burst Facility(PBF)からのデータを使用した。比較結果によれば、FPRETAINはRIA時の燃料ふるまいをよく予測する傾向にあった。応力解析の結果によれば、燃料被覆管の最大円周応力は燃料に付加された発熱量に比例して増加しないことが分かった。高燃焼度領域で破損した燃料棒に生じた被覆最大円周応力計算値は、非破損であった未照射燃料棒や低燃焼度燃料棒のそれらと比較して、低くなかった。
大西 信秋
JAERI-M 8634, 60 Pages, 1980/01
本稿は、軽水動力炉の事故時の燃料挙動を解析するために開発したMCDRAN-Iについて、コードの内容、使用方程式および計算例等を説明したものである。本コードは反応度事故、冷却材喪失事故および出力-冷却材不均衡事故における燃料挙動を解析するために開発されたものである。MCDORAN-Iは、燃料温度、ギャップ熱伝達係数、被覆管表面熱伝達係数、冷却材の熱水力および各種物性値等を計算するための6つのサブコードから構成されている。本コードはFACOM-230/75電子計算機においてFORTRAN-IV言語を用いてプログラムされている。
天谷 政樹
no journal, ,
原子力機構における燃料安全研究の目的は、発電用軽水炉燃料に関する現在の規制基準の妥当性評価、新しい燃料材料で構成される改良型燃料に関する規制のための技術的知見の取得拡充、及び規制に活用可能な燃料挙動解析技術の開発等である。本発表では、原子力機構における反応度事故模擬実験、冷却材喪失事故模擬試験、及び燃料挙動解析コード改良等の現状について報告する。
成川 隆文; 三原 武; 谷口 良徳; 垣内 一雄; 田崎 雄大; 宇田川 豊
no journal, ,
安全研究センター燃料安全研究グループの研究概要として、反応度事故,冷却材喪失事故、及び設計基準を超える事故における燃料挙動に関する研究、並びに燃料挙動解析コードの開発について紹介する。